「株を買いたいけど、どの株を買うかはどうやって判断すればいいの?」
「PER?PBR?聞いたことはあるけど意味がわからない…」
そんな投資初心者さんの疑問に答えるために、今回は知っておきたい5つの基本投資指標をわかりやすくまとめました!
✅ この記事でわかること
- 投資指標とは何か
- よく使われる指標の意味
- 各指標の目安と活かし方
- 初心者が指標を使うときのポイント
そもそも投資指標って何?
投資指標とは、株式などに投資する際に「この会社に投資して大丈夫?」を判断するための数字です。
決算書などの企業情報をもとに計算され、多くの投資家がチェックしています。
主な投資指標
1️⃣ PER(株価収益率)
計算式: 株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)
どんな指標: 株価が企業の利益に対して割高か割安かを示す指標。
PERの数字が大きければ利益に対して株価が割高
逆に低ければ利益に対して株価が割安であることを示します。
目安: 一般的には15倍程度が平均と言われていますが、業界によって大きく異なります。
📌 初心者向けポイント:
PERは低いほど「利益に対して株価が割安」と考えられます。ただし業界ごとの差も大きいので注意しましょう。
2️⃣ PBR(株価純資産倍率)
計算式: 株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)
どんな指標: 株価が純資産の何倍かを示す指標。
会社の資産に対して、株価のほう高いと割安、株価の方が安いと割安と判断される。
目安: 1倍を下回ると「割安」と判断されることが多いです。
📌 初心者向けポイント:
PBRが1倍未満なら、会社の資産より株価が低く評価されている可能性があります。
ただし赤字企業の場合もあるので、他の指標とセットで確認しましょう。
3️⃣ ROE(自己資本利益率)
計算式: 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)
意味: 株主が自己資本に対してどれだけ効率よく利益を生み出しているかを示します。
目安: 10%以上が高収益企業と言われることが多いです。
📌 初心者向けポイント:
ROEが高いほど、株主から集めたお金を効率よく利益に変えていると考えられます。
10%以上なら高収益企業とされることが多いので、目安にしてみましょう。
4️⃣ ROA(総資産利益率)
計算式: 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)
意味: 会社が持つすべての資産を使って、どれだけ効率的に利益を上げているかを示します。
目安: 一般的には5%以上であれば効率的に経営しているとされます。
📌 初心者向けポイント:
ROAは総資産をどれだけ効率的に利益に変えているかを見る指標です。
5%以上なら効率的に経営できている企業と考えられます。
5️⃣ EPS(1株当たり利益)
計算式: 当期純利益 ÷ 発行済株式数
意味: 1株あたりどのくらい稼いでいるかを示します。
目安:株式の発行数が多いとEPSは下がり、逆に少ないとEPSは上がります。
そのため、EPSの数字よりも、数年のEPSの増減を見ることが重要です。
EPSが増加傾向であれば成長している企業と判断できます。
📌 初心者向けポイント:
EPSが右肩上がりなら、企業の成長性に注目!
投資指標を活用する3つのポイント
1️⃣ 1つの指標だけで判断しない
1つの指標だけでは企業の本当の価値を見抜くことは難しいです。
複数の指標を組み合わせてその株を買うべきなのかチェックしましょう。
2️⃣ 業界平均と比較する
投資指標は業界が違えば平均や目安も全く変わってきます。
同じ業界内で比べると、割高なのか割安なのかがわかりやすくなります。
3️⃣ 将来の成長性も考える
指標だけでなく、ニュースや会社のIR情報(収益など)も合わせて会社の将来性をチェックすることが大事です。
まとめ
投資指標は、会社の健康状態をチェックする「健康診断表」のようなものです。
初心者の方でも、まずは【PER】【PBR】【ROE】【ROA】【EPS】だけでも覚えておくと、投資判断がグッとしやすくなります。
まずはここから投資家の一歩を踏み出していきましょう!
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